予防処置について

ワンちゃんやネコちゃんには様々な病気を防ぐための予防処置が必要となります。しかし、予防処置にはメリットだけでなくデメリットもございます。できるだけ安全に予防処置が行えるよう下記の項目をご確認お願いいたします。

混合ワクチン

ワンちゃんやネコちゃんにはパルボやジステンバーなど感染すると命に関わる伝染病が存在します。
それらを予防するためには年1回のワクチンが必要です。

注意

混合ワクチンにはアレルギー反応が出る場合ございます。
当院では犬の混合ワクチン接種の場合、接種後15~30分間院内で経過観察をさせていただきます。
接種後もお時間がかかりますのでご了承ください。
また、遅延型アレルギーの問題から、犬のワクチン接種は18時30分までとさせていただいております。できる限り早めの時間のご来院をお願いいたします。
(尚、初めて当院にて混合ワクチンを受けられる方は午前中の接種をお願いしております)

狂犬病ワクチン

狂犬病ワクチンの接種は法律で定められております。
ワンちゃんは1年に1回必ず接種してください。

注意

混合ワクチンほどではありませんが、狂犬病ワクチンにもアレルギーが出る場合がございます。
できる限り早めの時間のご来院をお願いいたします。

フィラリア症予防

自然豊かな公園が近いためか、当院では毎年のようにフィラリア陽性犬が認められております。
月1回の予防にて完全に感染を防ぐことができますので、予防をお勧めいたします。
また当院では様々なタイプの予防薬をご用意しておりますので、その子に合った薬を選択することができます。

注意

使用前には感染の有無を確認する検査が必要な場合がございます。
ご来院の際にご相談ください。

ノミやマダニの予防について

フィラリア同様、自然が豊かなためか毎年多くのワンちゃん、ネコちゃんにノミ・マダニの寄生が認められます。伝染病を媒介する可能性もありますので、予防をお勧めいたします。

避妊去勢手術について

避妊・去勢手術には病気の予防や生活の質の向上などのメリットはございますが、麻酔のリスクなどのデメリットも存在します。
当院ではメリット・デメリットをしっかりと説明させていただき、ご家族の皆様とご相談のうえ、必要と判断された動物にのみ実施しております。
手術を検討される方は院長と相談する時間を設けさせていただきますので、まずはご相談ください。